乾燥装置
汚泥乾燥機
特長
- 従来の汚泥乾燥機は、一般的には伝導加熱乾燥機が使用されております。しかし、脱水汚泥や食品残渣を乾燥する場合、伝導加熱乾燥機では乾燥工程の途中で伝熱面に被乾燥物が附着する、 被乾燥物が粒状、塊状となる等により乾燥困難等々の問題がありました。これらの問題を一挙に解決したのが、カツラギ工業(株)が開発した汚泥乾燥機(D.A.C.)です。
汚泥乾燥機(D.A.C.)とは、ドラム乾燥機(Drum Dryer)と撹拌乾燥機(Agitating Dryer)を一体化した併用システム(Collaboration System)の頭文字から名付けたもので、 両乾燥機の持つ長所を最大限にいかした画期的な乾燥機です。
今まで、乾燥が困難であった汚泥や、伝熱面に固着して乾燥に長時間を要した汚泥等が伝熱面に固着する事無く、短時間で乾燥します。
汚泥乾燥機
- 短時間で、効率的な乾燥が出来ます 伝導加熱式で熱効率の良いドラム乾燥機で、汚泥の附着性が無くなるまで乾燥し、その被乾燥物を撹拌乾燥機で所定の乾燥度まで乾燥します。こうする事により撹拌乾燥機の伝熱面が最大限に活用出来、短時間で効率的に乾燥できます。
- 乾物の乾燥度調整が出来ます ドラム乾燥機と撹拌乾燥機を一体化し、撹拌乾燥機の滞留時間を変化させる事で、乾燥度の調整を可能にしました。
- 装置がコンパクトです ドラム乾燥機の直下に撹拌乾燥機を設けた構造とし、移送機器等を不要にした事で、装置のコンパクト化を図りました。
- 排気ガスと臭気の低減に配慮しました ドラム乾燥機から発生した排気(蒸発ベーパ)をスクラバコンデンサで凝縮。排気ガスの全量、又は、一部を撹拌乾燥機に導入する事で、大気に放出する排気ガスと臭気の低減を図りました。
- 運転、保守管理が容易です ドラム乾燥機、撹拌乾燥機、共に構造が簡単で伝熱面に固着する事が無い為、運転,保守管理が容易です。
テスト機
寸法
ドラム寸法: | φ400×300L (ダブル型) |
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表面積: | 0.75m2 |
撹拌乾燥機: | φ300×1,000L |
材質
ドラム: | SS400 |
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その他要部: | SUS304 |
Catalog download
- 汚泥乾燥機 製品カタログ
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