乾燥装置
真空式ドラムドライヤー
特長
- 真空式ドラムドライヤとは、通常の常圧式ドラムドライヤのメカニズムを、真空チャンバーの中に組み入れ、機能上減圧状態にて連続運転を可能な形にしたドラムドライヤのことをいいます。
当然、減圧運転でございますので、本体に付帯する機器が重要な役割を果たすことはいうまでもありません。 乾燥が低温で行われるため、熱源も低圧のスチーム、または、温水という場合が多くなります。
真空式システムの完成
カツラギ工業は、永年のドラムドライヤーの実績、経験から、真空式にすることにより、困難とされた種々のメカニズムの問題点を克服して、ここに実プラントとして真空式ドラムドライヤー乾燥システムを完成しました。
- 低温で乾燥するため、熱分解の防止、及び、品質向上が期待できる
- 乾燥と同時に溶剤が回収できる
- 低温のため物質の物理変化等がさけられる
テスト機
真空式ドラムドライヤーは、テストにより処理物の性状確認は必ず行う必要があります。
弊社には、下記仕様のテスト機を常備していますので必要に応じてテストを行い設備計画を御提示できる準備をしております。
型 式 | ダブルドラム型 |
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サイズ | φ160×200L (表面積 0.1m2×2本) |
操作圧力 | 15 ~ 50 Torr |
回転数 | 0.6 ~ 6rpm |
電動機 | 0.4kW サイクロ減速機 (インバータ制御) |
材質 | SUS304 + 硬質クロームメッキ |
熱源 | 蒸気または温水 |
Catalog download
- 真空式ドラムドライヤー 製品カタログ
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