HOME > 乾燥装置 > 熱回収ドラムドライヤー
乾燥装置
熱回収ドラムドライヤー
特長
- カツラギの熱回収ドラムドライヤは、設備費の削減、ランニングコストの削減を目的に開発いたしました。 通常ドライヤの排気(蒸発ベーパ)は大気に放出されますが、この排気をスクラバコンデンサと熱回収器を介して熱回収し、その回収熱で前濃縮を行います。 この前濃縮をすることによりドラムドライヤが小型のものが採用でき、蒸気消費量の削減に成功しました。(当社比で約40%削減)
工場廃液の減容化に!
- 省エネルギ ドライヤーの小型化により蒸気消費量を40%削減します。
- 安価でコンパクト ドライヤーに前濃縮機をパッケージすることにより、安価でコンパクトな装置を実現します。
- 臭気の低減 排気の放出量を削減することで臭気も低減します。
- CO2排出量の削減 蒸気消費量を削減することでボイラの燃料が削減され、それに伴いCO2の削減になります。
ドラムドライヤーと熱回収ドラムドライヤーの運転コスト比較
1. 仕様
- 処理液の種類 : 塩廃水
- 処理液量 : 6m3 / 日(塩濃度5%)
- 前濃縮の濃縮液量 : 4m3 / 日(塩濃度7.5%)
- 乾燥物量:300kg / 日(NaCl)
2. ユーティリティ及びランニングコスト
| | | ドラムドライヤー | 熱回収ドラムドライヤー |
---|
ユーティリティ | 使用量 | 蒸気 (kg/h) | 365 | 212 |
---|
電気 (kW) | 11.6 | 15.6 |
コスト (¥/年) | 蒸気 | 9,198,000 | 5,342,400 |
電気 | 993,888 | 1,336,608 |
合計 | 10,191,888 | 6,679,008 |
ユーティリティ単価は蒸気¥3.5/kg、電気¥17/kWh(負荷率70%)とし、コストは300日/年 稼動として算出する。
フローシート
標準仕様
型番 | 処理量 | ドライヤー本体仕様 | 装置概略寸法 (mm) | ユーティリティ |
---|
ドラムサイズ | 表面積 | 動力 | 蒸気 | 電気 |
kg/h | 径 | 長さ | m2 | kW | W | L | H | kg/h | kW/h |
HRD-S-0610 | ~90 | 600 | 1,000 | 1.8 | 1.5 | 1,800 | 4,100 | 3,200 | 80 | 6.0 |
---|
HRD-S-0815 | ~180 | 800 | 1,500 | 3.7 | 2.2 | 2,200 | 5,000 | 3,500 | 160 | 8.7 |
---|
HRD-S-1020 | ~285 | 1,000 | 2,000 | 6.2 | 5.5 | 2,600 | 6,500 | 3,800 | 255 | 15.6 |
---|
HRD-S-1025 | ~345 | 1,000 | 2,500 | 7.8 | 5.5 | 2,600 | 7,000 | 3,800 | 310 | 16.3 |
---|
HRD-S-1520 | ~420 | 1,500 | 2,000 | 9.4 | 7.5 | 2,800 | 6,700 | 4,000 | 375 | 22.7 |
---|