乾燥装置
真空式撹拌乾燥機
特長
- 真空撹拌乾燥機は、伝導伝熱方式の撹拌乾燥機で、真空状態にて回分操作されるものが一般的である。
本体は、ジャケット付きの円筒形または、溝形(U形)とし、リボン羽根、パドル羽根等の一軸撹拌機を有する。処理材料の性状によっては、本体をU形とし、二軸撹拌機とする型式もある。
真空式撹拌乾燥機
- 真空下での乾燥であるため、伝熱面積と処理材料との間の温度差を大きくとることができる。
- 処理材料が撹拌解砕されながら伝熱面と直接接触するため、効率がよく、均一な乾燥製品を得ることができる。
- 軸シールの型式の選択により、高真空(低温度)運転ができるため、空気酸化、高温変質しやすい材料の乾燥に適している。
- 蒸発ベーパが有害性を持つもの、または、溶剤にも用いることができる。
- 熱風乾燥方式に比べ粉末の飛散が少ない。
- 熱源として、温水、蒸気、熱媒油を用いることができる。
- 付着しやすく、餅状、塊状になりやすい材料を扱う場合は、ボールまたは丸棒を入れることにより、乾燥速度の促進と回転抵抗の低減をはかることができる。
テスト機
テスト仕様
型 式 | 特殊パドル型(乾太郎羽根) |
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寸 法 | φ300×500L |
容 量 | 20リットル |
材 質 | SUS316 |
伝熱面積 | ジャケット 0.34m2 軸、羽根 0.45m2 |
使用圧力 | 缶内真空 |
軸回転数 | 10 ~ 40rpm |
Catalog download
- 真空式撹拌乾燥機 製品カタログ
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